立川智子メッセージ of 日本カラーキューブセラピー協会公式サイト

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クライアントの心を引き出すのは、セラピスト。
セラピストの可能性を引き出すのが、私たちカラーキューブセラピー協会です。

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会長・開発者立川智子よりメッセージ


「クライアントさんの人生を、誰よりも信じる」
これまで30年間にわたり、延べ3万ものカウンセリングを行ってきました。
十人十色、3万人3万色!さまざまなお悩み相談がありました。
その中でわかったことは、カウンセラーがクライアントの未来を、まるごと信頼できる懐の深さを持つこと、これがとても重要なことでした。今がたとえどうであっても、未来の笑顔を信頼する。クライアントさんの存在をまるごとうけいれて、裏表のない状態、こちらが純粋でいる。そうすると、クライアントさんは自ずと幸せの軌道にのることができます。カウンセリングは、セラピスト側の在り方ひとつでどんなふうにでも姿を変えていくのです。

その経験をふまえ、大切にしたいセラピストとしての在り方を、
“カラーキューブセラピー・カウンセリング10の心得”としてまとめました。

《CCTカウンセリング心得10カ条》

自他ともに・・・

①未来をどこまでもだれよりも信頼しよう。

②これまでの人生を心から讚えよう。

③価値を見いだし続けよう、伝えよう。

④本気をみつけたらとことん応援!寄り添おう。

⑤反省も後悔もいちどだけ。なにかあったら即改善。

⑥発展途上はあたりまえ、否定しないで一歩前。

⑦今日一日に、こころをこめて、愛込めて。

⑧口角を3ミリあげれば、それだけで癒し人。

⑨しっかり休め。見えないものが見えてくる。

⑩今、ありのままの自分で楽しく生きていこう。

この心得の10項目は、セラピストとしてお仕事をするときに役立ちます。
そして、しあわせな毎日を送れる秘訣です。

今を生きる、最善の方法として、日常生活の中でぜひ使ってみてください。
いいことを呼び寄せる心の引力がつき、こころが軽くなっていくのを感じると思います。

【プロとして生きていくコツ】
カウンセラー、セラピストとしてお仕事にしていくのに大切なことは、「続けること」だと思います。

小さくでもいいので、セッションを重ねていってください。どんな微細な行動でもかまいません。

相手の話をあるがままに受け止めてお話を聞き、相手の心がほっとするよう、OKが出せる言葉を選んで、渡していくことを続けてみるんです。カウンセラー自身の過去を重ねずに、相手の世界に降りていきながら、あたまを空っぽにして相手にとけていくように、むきあっていく。何を話そうなんて必要なく、同じ風景を一緒に見ている感覚で、無理なく、その人がゆっくり立ち上がれる時をゆっくり待つ。カウンセリングという世界は、普通の意味での助言や、指導や忠告などが、役に立たないことが多いんです。

人間の面白いなと思う部分でもありますが、もっと良くなりたいって思う反面、すぐに変わりたくなんかない!
という双方の性質を併せ持つ生き物です。なので、こちらが心をコントロールすることは一切できないんですね。手に負えないなって思うことも出てきますし、自分の想像力が追いつかないケースも出てくる。そういうなかでも、この人は絶対にうまくいくはず!という確信の光をともして、小さく数を打っていく。すると、不思議なことに「やりきった」というお手上げに近い状態の時に、カウンセリングの効果が出てきてくれるんです。よくなりたい気持ち51%、そのままでいい気持ち49%という絶妙なバランスなのですが、この1%への貢献ができたときが、クライアントもカウンセラーの自分も、成長したと思える一瞬です。

どんな人にも、根っこに火事場のバカぢからと言いますか、立ち上がるパワーを持っていて、追い込まれたとき、ぎりぎりのところで大事なことが浮き出してくるんですよね。こういった宝がみつかったとき、こつこつと途方に暮れてしまうくらいの時間を、費やしてきてよかったなあ、なんて思えます。こちらの心も素直に純粋にさらしながら、未来をつくる。ほんとうにいいお仕事だなあと思うんです。

カウンセリングは、その積み重ねの連続です。非常に地道に信じていく作業です。
この重続こそ、のちの揺らがない根っこをはります。人に寄り添う情を大切にして積み上げていくから、仕事として食べていける根っこを作り上げてくれます。続けることは、大なり小なり、バカにはできないんですね。そんな自分の根っこを作った上で、これまでに講座で学んできたことや知識や経験を、あなたの引き出しとして活用していけばいいと思います。




【カウンセリングは、日常のなかに転がっている】
もしこれから、カウンセラーやセラピストになりたい、磨いていきたい、そしてお仕事にしていきたいと思っていたら、まず、ぜひ近くの温泉にでも、行ってみることをおススメします。



温泉にほっこり浸り、ゆらゆら立ちのぼる湯気にほっと一息ついたら、隣り合わせたおばあちゃんと一緒のんびり話をしてみたらいい。おばあちゃんは、たくさんの人生を知っています。しわしわの手や背中にみえてくる人生から、深い気づきをもらえます。私たちの知らないことをいっぱい体験していて背景にとんでもない力をもっています。

おばあちゃんのお話をたくさん引き出してみる。涙もでてくるし、笑いもするし、とてもいい時間を過ごすことができます。
いつもの温泉よりも、ちょっと多く心の芯まで温まったなと感じたならば、そこには立派なカウンセリングが成立しています。
隣り合わせたおばあちゃんと対話をしてみる。たったそれだけで、あなたの人間力と、人情を磨いていくことができます。


tachikawa.jpgカウンセラーは、資格があるからなれる!というものでもありません。
この体温を感じる小さなかかわり合いを重ねて行くことが、カウンセリングの技術を磨きます。カウンセリングの技術を磨くことが、人間力を磨いていくことにつながっていきます。近くに温泉がなければ、スーパーのレジ打ちのお姉さんでもいい。お掃除のおじさんでもいい。身近で、いつもはたんなるすれ違う景色のひとつになってしまう人たちと、話をかわしてみてください。
カウンセリング技術を磨いていくコツは、日常の中にいっぱい転がっているのです。

 

人の心の中には、もともと「人に寄り添う情」が備わっていて、それを「人情」というと古臭く感じてしまうかもしれません。最近こういう素敵な言葉が、使われなくなって寂しい気持ちもします。人が幸せになるって、本当はとても簡単なことなんです。すぐそばにいる人の、通りすがる人の、ちょっとした言葉がけで、幸せは作られていく。体温を感じるような言葉なら、なおさら幸せになれる。そこに、たった3ミリ、口角をあげて微笑むだけでも目の前の人に小さな幸せがうまれて、それが感染するようになっている。本当は、それくらい単純なことなんです。

 

どんな人にも根っこには、さみしいという気持ちを持っています。ほんとうは気にかけてもらいたい。自分に心を配ってもらいたいと、どこかでそう願っています。

長い年月、多くの人を見続けてきてきましたが、感情を感じないようにうまく取り繕ったり、上手に麻痺させることを、覚えてしまった人が多くなったなと、感じることが多々あります。素直な感情をなかったことにしてしまったり、ありのままが恥ずかしいなと思ったとしても、今の時代だからこそ、心だけはいつもあたたかく、体温をもって通い合いつづけて欲しいと願っています。




「まずは続けること!」が大切。
そして、その人以上に、その人の未来を無条件で信じられる人になることです。
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プロフィール 立川智子

日本カラーキューブセラピー協会 会長
カラーキューブセラピー開発者
現世療法主宰・現世療法GMC開発者

30年にわたり、独自の手法「現世療法」をとおし、延べ30,000人の女性へ「ありのままのわたしで自由を生きる」哲学を長年にわたり伝え、人情と母ごころあふれるカウンセリングを行う。
2007年には、和の精神を大切にした「カラーキューブセラピー」を確立。カラーセラピーに黒を取り入れるという独自の発想により、日本発のカラーセラピー第一人者として様々な雑誌やWEB、ラジオなどでも、特集が組まれ話題となった。
「日本を元気に!世界を笑顔に!地球をカラフルな遊び場に!」を自身の軸として掲げ、現在も日本全国で母性あふれるセラピストの育成や、現世療法の精神と心意気を伝え続けている。


立川智子(NAYURA)公式ブログ http://ameblo.jp/cctaoj/
現世療法GMC公式ホームページ http://arinomama.me/gmc/

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「ありのままの自分に還る」「心の仕組み~現世療法~」というテーマを中心に、取材、講演、執筆を承ります。勉強会、セミナー、ワークショップなども可能です。
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