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■ 【平和活動】サイパン島・バンザイクリフ折鶴奉納プロジェクト2010.11.12


たくさんの歴史とその命の上にわたしたちの平和があること。
そしてその平和をこれからもずっと私たちが紡いでいくこと。
そしてその命たちの礎のもとに、私たちの命が築かれていること。
だからこそ、その命の一瞬一瞬を、大切に生きること。
それらの思いをしたためた、折り鶴を慰霊塔に奉納させていただきました。
国は関係なく、先の大戦で亡くなられた方すべてに対して。

そしてその亡くなられた命の背景にあるご両親、祖父母、
そのご先祖様のみえない方々、命のバトンに対して、そのすべてに。
・・・そんな思いで、日本・世界を問わず、奉納をしつづけています。

時間を忘れるくらいに、長いあいだ、ずっと手をあわせていました。
祈りって、ほんとうに祈り始めると無になってしまいます。

青い海と青い空、そしてその風といっこになった気持ちで
手を合わせて、ただそこに居ました。

すると、ローカルのテレビ取材が、私たちの折り鶴と慰霊塔をズームで
撮っていました。

いつのまにか、日本人のひとたちがあとから集まってきては手をあわせたりと。

きっと、どんなひとも今この場所で感じていることは
ひとつなんだろうなってそう思いました。

この慰霊塔を占拠してしまっていたので、
邪魔にならないように、こっそりと慰霊塔を後にしました。